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2013年7月17日 (水)

左腕切断 チンパンジー「アキコ」

先日の中日新聞に、左腕切断 チンパンジー「アキコ」の話が載っていた。

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130712zoo  原因不明の病気で左腕の一部を切断した東山動物園(千種区)の雌チンパンジー「アキコ」(推定34歳)が個室から運動場に戻り、再び群れの中で暮らし始めた。
ハンディを負い、仲間外れにされる心配があったが、群れのリーダーの雄はアキコに対し、前より優しく接しているという。
 昨年12月26日、担当飼育員の近藤裕治さん(40)が異変に気付いた。
「餌の時間に、アキコが何もせずぽつんと座っていた」。
よく見ると、左腕を動かしていない。
検査のため5日後に個室へ入れ、群れと離した。
 何らかの菌の感染を疑って薬を投与したが回復せず、左腕に壊死の症状が出た。
やむを得ず、今年2月11日に肘から先を切断した。
 アキコの個室は、ほかの6頭がいる大部屋の真向かい。
ガラス張りのため、姿は見える。
仲間たちは、手術の影響で元気を失ったアキコをじっと見つめていたという。
 アキコの体力が回復した5月、群れへ戻る訓練が始まった。
仲の良い雌「ユリ」(推定41歳)と同じ部屋に入れてトラブルがなかったことから、ほかの仲間とも一対一で過ごす時間を設け、少しずつ慣らしていった。
 5月27日、アキコは5カ月ぶりに群れへ合流。
しかしもともとおとなしい性格で、自分から仲間に接することができなかった。
チンパンジーの世界では、相手に近寄っていく「あいさつ」が欠かせない。
雌のリーダー格で8歳年上の「ローリー」は、注意する意味でアキコを押さえつけたが、すぐに手術前と同様に接した。
リーダーの雄「リュウ」(16歳)は怒ることなく、アキコがあいさつに来るまで1時間待っていたという。
 リュウは以前、アキコの餌を欲しがったが、再び合流してからはそうした行動をぴたりとやめた。
片腕で動きにぎこちなさもあるアキコを、気遣っているようにもみえる。
 京都大学霊長類研究所(犬山市)の橋本千絵助教授(49)は「雄が絶対的に優位なチンパンジーには珍しい行動。ハンディに気が付き、気持ちを理解している可能性もある」と話している。

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また、先日の東山動物園ブログの記事で、”チンパンジータワーの模様替え?”とあった。

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みなさんはこのチンパンジータワーを見て気づくことはありますか?
S1383262186
すぐに気付いた方はよくチンパンジー達に会いに来てくださり、よく観察もされておられる方でしょうね。
こちらの写真は以前のチンパンジータワーです。
S1445262219
撮影時間が違うせいで見え辛くてすいません。
正解は…、ロープ【消火ホースも含む】を追加設置しました。
夏なので白いホースで見た目に涼しくなるようにしてみました。
というのは冗談で、これはチンパンジーの群れにいるアキコ(メス)のためにとった措置です。
アキコは左前腕の筋組織が壊死してしまったため、今年の2月に切断処置を施されたチンパンジーです。
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今は元気に回復し、群れに戻っていますが、チンパンジーの群れにいる限り、いつも平穏に過ごせるというものでありません。
時には興奮した他のチンパンジーに追いかけられ、あわててタワーへ登る場面もでてきます。アキコは片腕がないため、どうしてもバランスを取りづらく、”万が一”に備えて、アキコがとっさに身体を支えられるようにとロープや消火ホースの数を増やしました。
他にもハンディのあるアキコが安全で健康に暮らせるように、餌を手渡ししたり、特に念を入れて毎日健康状態をチェックしたりするなどしています。

動物園飼育第二係 近藤 裕治

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