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2014年3月26日 (水)

重文の温室、4月特別公開

先日の中日新聞に、東山植物園の温室前館が4月の4日間に特別公開されるという記事が載っていた。

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 今年1月に始まるはずだった国重要文化財(重文)の東山植物園(千種区)の温室前館の保存に向けた解体工事が、入札不調で業者が決まらず、工事に着手できないままになっている。
昨年中に温室内の植物の植え替えは終え、空っぽの状態だが、園はこの状況を逆手に「温室前館の魅力を間近で見てほしい」と4月に4日間の特別公開を決めた。

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140322b  温室前館は1936(昭和11)年に造られ、現存する植物園の温室としては最古。
全面ガラス張りが特徴。「東洋一の水晶宮」とたたえられ、2006年に重文指定された。
 名古屋市は老朽化や耐震面の問題から、保存修理のため昨年2月に温室前館を閉鎖。
年末までに約400種の植物を、仮置き場の温室へ移し、予定では今年1月から解体工事が始まるはずだった。
しかし昨年11月の一般競争入札で業者が集まらなかった。
園は「震災復興や年度末の工事が多い時期と重なったためではないか」と推測する。
 入札は再び6月下旬から7月初めごろに実施され、いったん工事が始まると5年は続く。
園は入札不調による「空白期間」を、温室前館の建造物の貴重さを発信する機会ととらえ、4月5、6、12、13日の4日間に特別公開することにした。
 植物がない状態の温室前館は、ボルトをできるだけ使わない当時の最新技術「全溶接工法」で組んだ鉄骨間近で見ることができ、中から天井を見上げたときに三角形の白いトラス組みと空の青色のコントラストなどガラス建築の魅力が味わえる。
 これまでの調査では、中央ヤシ室と呼ばれる中央部分の植物に覆われていた一角に、開園当初に滝が流れていたとみられる岩組みの跡が見つかった。
現在の職員も知らない構造も明らかになっており、特別公開の見学会ではこうした点も説明する。
 伊藤悟園長は「例えるならば、宝石箱の宝石よりも宝石箱の価値の方が高い。宝石箱を見るには中身がない状態が一番。工事前の温室前館をぜひ目に焼き付けて」と話している。

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