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2014年6月12日 (木)

ひなの世話に奮闘中

先日の中日新聞に、アカコンゴウインコのひなの世話に奮闘中と載っていた。

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140604zoo1  東山動物園(千種区)で飼育する絶滅危倶種の大型インコ「アカコンゴウインコ」のひなを、人の手で育てる人工育雛の取り組みが進んでいる。
東山では初の試み。
親代わりの飼育担当者が、5月6に卵からかえった3羽を世話する”子育て”に奮闘中だ。
 本園のバードホールの裏側にあるバックヤード。
温度が36度に保たれたひなを育てる背雛器に、タオルを敷き詰めた台所の流し用の三角コーナーが3個並んでいる。
その中で3羽が「ピーピー」と元気よく鳴いていた。
 飼育担当の片岡裕貴さん(29)が育雛器のドアを開け、1羽ずつ取り出す。
ひなは毛が生えておらず、見た目はあまりかわいいとは言えない。
片岡さんは液体状の餌を詰めた針のない注射器を、人の爪ほどの大きさのくちばしにあてがった。
 ふ化する前日に4個あった卵を全て巣から取り出した。
夢精卵の1個を除いてひながかえり、その日から独身の片岡さんにとって初めての経験が始まった。
与える餌の量が適正かどうかが分からず、休重の増減に一喜一憂している。
「何が正解か分からない。言葉が通じればいいのだけど」
 他の動物も担当しているが、毎日ひなが気になって落ち着かない。
餌をやる必要がないときでも、何度も様子を確認する。
外国の文献を読んだり、ペットショップにインコを卸す業者にアドバイスを求めたりしている。
 アカコンゴウインコの人工繁殖に成功した広島市安佐動物園の担当者に相談したところ、「大事なのは愛だよ」と教えられた。
試行錯誤する片岡さんは「人間の子育てと一緒なのかも」と真顔で話す。
 今年2月、アカコンゴウインコの生息するコスタリカの国立公園を訪れ、頭の上を群れが羽ばたいていた光景が忘れられない。
圧巻だった。
「いつか東山でもこんな光景を再現できたら」
 東山のアカコンゴウインコのつがいはこれまでに5羽を育てた。
毎年、着実に家族を増やしているが、1度に数個の卵を産んでも、ひながかえるのは1、2羽。
できるだけ多くのひなを育てたいと人工育雛に挑戦することにした。
 今回の試みは、東山で飼育する「スミレコンゴウインコ」のつがいの国内初の繁殖に向けた取り組みの一環でもある。
スミレは昨年夏に卵を産んだが、ふ化しなかった。
片岡さんは「次にスミレに生かすためにも頑張りたい」と話している。

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アカコンゴウインコ
コスタリカやブラジルなど中南米に生息し、鮮やかな赤や青の羽が特徴。
森林伐採などですみかを追われ、乱獲によって生息数が激減した。
東山動物園にはひな3羽を除き、雄1羽と雌6羽が飼育されている。

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