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2014年6月19日 (木)

育児放棄の子を群れに

先日の中日新聞に、育児放棄されたニシローランドゴリラの子を群れに戻したいと載っていた。

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140520zoo1  東山動物園(千種区)で、人工保育中のニシローランドゴリラの雌「アニー」を群れに戻す試行錯誤が続いている。
鍵はアニーの実の母親「アイ」の態度。
アイはアニーを産んだ直後、育児放棄したため、やむなく離れ離れにされたが、最近は再びアニーに関心を示している。
園では、アイが母性を失ったとしても、小さな子を守る”大人の自覚”を抱くことに望みを託している。
 アニーは昨年6月、アイ(11歳)とシャバーニ(雄・17歳)の間に生まれた。
出産直後、アイはアニーを抱かず、つかむなどしてぞんざいに扱った。
園では2頭をいったん離してから、1週間後にアニーを近づけてみたが、母乳をやることばなかった。
 アイ誕生に先立つ一昨年11月、アイの母親ネネ(推定41歳)は雄「キヨマサ」を出産。
最近ではアイが、弟に当たるキヨマサのそばに寄り添ったり、抱っこしたりする場面が増えた。
キヨマサ相手に、子どもに対する接し方を学んでいるようにも見える。
一方、群れから離されたアニーは事務棟の保育室で育てられていたが、今年3月末、ゴリラ舎の一室に移された。
柵越しに他のゴリラの姿を見ることができるようになり、この半月ほどは、アイがしばしばアニーの近くに寄ってくるようになった。

140520zoo2  アイはもともと好奇心旺盛。
生まれた時は体が弱かったアイも今は活発だ。
いったんはアニーを見捨てたアイだが、飼育担当の渋谷康さん(49)は「母親としてではなく、キヨマサの遊び相手として、アニーに興味を抱いているのかもしれない」と話す。
 子どものゴリラには付きっきりで面倒を見てくれる保護者が欠かせないが、野生では実の母親ではない雌が世話する例がある。
また、子ゴリラをいったん離れた群れに戻すのは難しく、国内で成功したのは京都市動物園の一例だけ。
同園の場合、母ゴリラの乳が出なくなったため引き離したので、東山のケースとは異なる。
 アニーを群れに戻すため東山では、欧州の飼育マニュアルを参考に工程表を作り、それに沿ってステップを踏む。
マニュアルでは生後1年半が群れに戻す期限。
今秋がその時期に当たる。
 残念ながらアイが現在、アニーを自分の子だと認識している様子はない。
それでも渋谷さんは「せめてアイが群れの中の保護者として、アニーに優しく接してくれたら」と話している。

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