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2014年11月 2日 (日)

コアラ飼育数回復期待

先日の中日新聞に、コアラの飼育数の回復に期待していると載っていた。

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141020zoo1  かわいらしい姿で人気のオーストラリア固有種コアラが日本にやってきて10月で30年を迎えた。
しかし、高齢化の波に繁殖が追いつかず、国内の飼育数はピーク時だった1997年の96匹から半減。
限られた数では繁殖拡大を図るのは難しいが、東山動物園(名古屋市)をはじめ、今年は複数の国内の動物園が新たな個体の受け入れ決定にこぎ着けた。

 コアラは一日のほとんどを木の上で寝て過ごすが、午後1時の餌やりの時間には、そわそわしながら飼育員の動きをしきりに追う。
むしゃむしゃとユーカリをはむ姿は愛らしく、来園者がスマホ片手に食い入るように見詰める。
 東山動物園では現在6匹を飼育し来園者による投票で常に1、2位を争う人気動物だ。
東山が国内で86年に初めて繁殖に成功したのを皮切りに、各動物園でもノウハウを蓄積し、国内繁殖に乗り出し、97年までは順調に数を増やしてきた。
 しかし、8月末時点では、東山を含む国内8動物園で44匹にまで減少。
コアラの寿命は平均12歳、繁殖できるのは10歳くらいまでといわれる。
高齢化で繁殖できる個体が減り、国内での交配を繰り返してきた結果、血統上の理由から、カップルの組み合わせも難しくなっているためだ。
オーストラリアは固有種の国外輸出に厳格な政策を続けており、安定的な「供給」は望めない。
 日本でコアラの繁殖調整を担当する東山動物園の黒辺雅実副園長(55)は「雄と雌がいれば、すぐ繁殖できるわけではない。年齢や体の大きさ、相性などが合わないといけない」と言う。
「年間7、8匹生まれているが、一方で10匹が死ぬというイメージ。このままでは減る一方だ」と危機感を募らせる。
 この現状を打破するためには、新たな血統のコアラの受け入れが不可欠。
今年、東山は姉妹動物園のオーストラリア・タロンガ動物園からコアラ来園30周年の記念に雌の「ティリー」(4歳)の寄贈を受け、17日には一般公開にこぎ着けた。
 現在8匹を飼育する鹿児島市平川動物公園では、オーストラリアから30年ぶりに3匹を、埼玉県子ども動物自然公園(東松山市)でも3匹を、それぞれ受け入れることが決定。
これだけまとまった数が国内にやってくるのは久しぶりで、黒辺副園長は「国内の飼育、繁殖数が上向きになるきっかけになるかもしれない」と期待を寄せた。
 野生のコアラは古里オーストラリアでも減少の一途をたどる。
ニューサウスウェールズとクイーンズランド州では2002年、州内絶滅危倶種に指定された。
オーストラリアで近い将来、コアラが絶滅危機を迎えた場合、日本国内の動物園のコアラが「古里」を救うことになるかもしれない。
「国内でコアラを飼育するのは絶滅リスクの分散でもある」と黒辺画園長は力を込めた。

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