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2015年1月12日 (月)

ツシマヤマネコ2匹 東山動物園へ

先日の中日新聞に、ツシマヤマネコ2匹が東山動物園に来ることが載っていた。

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 長崎県の対馬(対馬市)に生息し、野生には100匹度しかいないといわれるツシマヤマネコ。
昨年春に生まれた雄と雌の2匹が16日、千種区の東山動物園にやって来る。
動物園の役割として「種の保存」の取り組みが注目される中、飼育担当者たちは「飼育下で繁殖させ、野生へ戻すことをゴールに一丸となって取り組みたい」と意気込んでいる。
 2匹は、昨年4月にオープンしたツシマヤマネコ舎の繁殖室で飼育される。
最初のうちは別々の部屋で育て、様子を見ながら一緒にする機会をつくる。
性成熟する前から異性に慣れさせておくことで交尾時に受け入れやすくするためだ。
実際の交配相手は、今後の国内の繁殖状況や血統などを考慮して決める。
 2匹は将来的な繁殖を目的にしているため一般公開はしない。
動物園は本来、動物を公関することで自然環境の大切さを発信するのが使命の一つだが、担当係長の茶谷公一さん(47)は「種の保存という新たな動物園の役割の重要度が増してきている象徴的な事例」と話す。
 ツシマヤマネコ舎には飼育部屋の様子をライブカメラで映し、来園者が見ることができるモニターを備えている。
環境教育プログラムの中にも取り入れるなど、東山は積極的に2匹の生態について情報発信をしていく。
 人間の環境破壊に伴う野生動物の減少に対し、絶滅危倶種を生息域外で保護し、繁殖させ、将来的に野生に戻すことで自然復元に貢献する-。
こんな新たな使命を負いつつあるが、トキなど人の手によって自然に戻した例はあるものの、哺乳類を飼育下から野生に戻した事例は、ない。
 今回のツシマヤマネコの受け入れでは、環境省を中心に、東山を含めて全国9ヶ所の動物園や研究者が協力。
血統哲理や餌の研究、情報発信、人工繁殖の導入の検討など分野ごとに動物園の役割を決めてある。
 茶谷さんは「順調にいけば、数年後には野生に返せる個体が出てくると思う」と自信をみせる。
「ツシマヤマネコの繁殖の取り組みを発信し、みんなで絶滅危倶種をどう守っていくかを考える機会になれば」と願っている。

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