« コアラ 鳴き声は濁った低音 | トップページ | 終の棲家 »

2015年2月23日 (月)

メキシコウサギ繁殖順調

先日の中日新聞に、メキシコウサギの繁殖が順調ということが載っていた。

----------------------<引用ここから>--------------------------------

150125zoo

 国内の動物園で唯一、メキシコウサギを飼育する東山動物園(千種区)は、昨年4月の国内初となる繁殖成功から順調に実績を積み上げている。
これまでに16匹が誕生し、出産前後の生態も明らかになってきた。
飼育担当者は「ノウハウを蓄積すれば、いずれ他の動物園でも飼育できるようになる」と期待を膨らませる。
 2012年に名古屋市とメキシコ市の姉妹都市提携25周年を迎えたことから、東山動物園は世界で唯一、メキシコウサギを長期飼育しているメキシコ市のチャプルテペック動物園と姉妹協定を締結。
協定に基づき13年8月、同園から10匹が贈られた。
 メキシコウサギは絶滅危惧種。
メキシコ市近郊の高山に生息し、サカトンと呼ばれる草をすみかや餌にする。
東山ではサカトンに似たイネ科植物を運動場に植え、生息地域と似た環境をつくっている。
 妊娠した雌や親ウサギが子育てする様子をビデオで24時間観察するなどして、出産や子育ての流れを把握してきた。
その結果、妊娠した雌の判別や子どもを産むタイミングも分かるようになった。
メキシコウサギは気性が荒く、雄より雌の方がトラブルを起こしやすいため、出産前には個別のおりに移すようにしている。
 繁殖期は4~6月といわれていたが、実際は通年で生まれることも判明。
雌は出産直前に巣ごもりを始め、干し草や自分の毛をむしって集め、雪国のかまくらのようにして「ベッド」をつくる。
出産後は赤ちゃんを巣に残し、巣にふたをして授乳時以外は近づかないことも分かった。
 担当係長の茶谷公一さん(47)は「外敵から赤ちゃんを守るためでは」と推測する。
 チャプルテペック動物園では、広い飼育場所で繁殖させているせいか死亡率が高い。
年に410匹生まれても400匹が死ぬという。
東山では生まれた16匹のうち死んだのは8匹だけ。
茶谷さんは「出産前に雌だけ群れから離すなど、リスクを軽減させればもっと増えると思う」と話す。
 寿命は9年ほどで、生まれて1年後には大人と同じくらいの大きさに成長。
現在、東山には赤ちゃんを含めて16匹いる。
場所も手狭になっており、順調に増えていけば、他の動物園で飼育してもらうことも検討する必要があるという。

メキシコウサギ
体長30cm程度。
耳と尻尾が短いのが特徴。
高山帯に生息し、英名はボルケーノラビット(火山ウサギ)。
生息域の火山が噴火すれば、絶滅の懸念がある。
メキシコ以外での飼育、繁殖には万が一の事態に備えたリスク分散の意味合いがある。
日本では、東京の上野動物園が2003~10年に13匹を飼育したが、繁殖がうまくいかなかった。

----------------------<引用ここまで>--------------------------------

|

« コアラ 鳴き声は濁った低音 | トップページ | 終の棲家 »

動物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。