« コアラ赤ちゃん 早く外出たい? | トップページ | 恋をしない!?ギンブナ »

2015年5月31日 (日)

オオアリクイ 母の愛

先日の中日新聞に、オオアリクイの母の子育ての様子が載っていた。

----------------------<引用ここから>--------------------------------

 千種区の東山動物園で終日、育児に頑張る「お母さん」がいる。
オオアリクイの雌「エミ」だ。
昨年末に生まれた赤ちゃんを、寝るときには添い寝しながら温め、外を出歩くときにはおんぶして愛情を注ぐ。
そのかいがいしさとおんぶ姿の愛らしさが人気を集めている。

150510zoo

 4月下旬の昼すぎ、屋外の運動場につながる扉からエミが赤ちゃんをおんぶして現れた。
生後4ヶ月を過ぎた赤ちゃんは推定5kg以上ある。
重たそうだが、運動場を歩き回った。
「エミちゃんの腰、大丈夫かしら」。
飼育担当の武田梓さん(29)は気をもんだ。
 背負うときに、赤ちゃんのしま模様がエミの体の柄とぴったり合う。
赤ちゃんを母親に同化させて1匹のように見せることで、外敵のピューマやジャガーから、赤ちゃんを守るためだといわれる。
 赤ちゃんは雄で昨年12月25日に1500gで生まれた。
オオアリクイの体温は32度ほどで体温調節が苦手。
エミは屋内の獣舎で冬の間、寝るときに寒ければモップのような大きな尻尾で赤ちゃんを覆って温めた。
 オオアリクイはブラジルの湿原や草原に生息している。
野生では1日平均3万~5万匹のアリを食べる。
アリ塚を探すため広範囲を歩き回らなくてはならないが、赤ちゃんが生後半年くらいまでは背中に乗せたまま、仕事も育児もしなければならない。
エミのお相手は雄の「アント」。
相性はいいようで、今回の赤ちゃんが3匹目。
アントは、エミと赤ちゃんから柵で隔てたところで生活する。
雄は交尾するだけで子育てには関わらない。
雄が雌と子どもに近づくと、雌が威嚇し、近づかせないこともあるという。
 仕事を理由に育児に関われない父親にとっては耳の痛い話かもしれないが、「雄は雌に選ばれるまでが大変なのでしょう」と武田さん。
春になり暖かい日が増え、運動場に母子を出す機会が増えた。
「こまやかな育児をぜひ見に来て」と呼び掛けている。

オオアリクイ
アリ塚を見つけると前足の鋭い爪で穴をあけ、むち状の舌でアリをなめ捕る。
歯はないが、舌が60cmもあり、1分間に150回も突き出せる。
交尾のときには雄が雌の後方から乗るのではなく、向き合う習性がある。
寿命の国内最長記録は約30年。
東山動物園を含む全国5つの動物園・館で飼育されている。

----------------------<引用ここまで>--------------------------------

|

« コアラ赤ちゃん 早く外出たい? | トップページ | 恋をしない!?ギンブナ »

動物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。