« 「小鳥とリスの森」の展示が一時中止中 | トップページ | ジャガーのチャゲが死亡しました »

2016年1月30日 (土)

動物見つめた飼育員42年

先日の中日新聞に、飼育員の須崎さんのことが載っていた。

----------------------<引用ここから>--------------------------------

160127zoo

 東山動物園(千種区)でアフリカゾウを担当する飼育員須崎和夫さん(61)が、42二年間の飼育員生活を終え3月末で退職する。
今月31日、同園で開かれる講座「アフリカゾウの1日」で、来園者の前での最後の晴れ舞台に立つ。
1975(昭和50)年に来園した雌のアフリカゾウ「ケニー」(42歳)のひづめを丁寧に洗い、乾燥を防ぐワセリンを塗り込んだ。
「おまえもよく頑張ったな・・・」。
飼育員になったのと来園の時期がほぼ重なるケニーに、優しく語り掛ける。
 須崎さんは中学卒業後の70年、園内の遊園地などを管理する東山公園協会に就職。
4年後、小学生のころからあこがれていた東山動物園の飼育員になった。
 当時の職場は「軍隊みたい」。
上下関係が厳しく、先輩に話し掛けることもためらわれた。
何度も怒鳴られながら、必死で仕事を覚えた。
 レッサーパンダを皮切りに爬虫類やクマ、カバ、ユキヒョウなど園内にいる大半の動物を担当。
ゴリラに芸を教え込んだことで全国的に知られる飼育員、浅井力三さん(1923-2001年)と一緒に餌の仕分けを担当したこともあった。
 知識を身に付けるのはもちろん、経験や感覚を何より大切にしてきた。
あるとき、雌のカバの餌におからを混ぜると、毛並みが良くなるのに気付いた。
続けて食べさせていると、次々に子どもを産んだ。
19頭を産み、日本一の多産なカバとして歴史に名を残し、97年にあの世へ旅立った「福子」だった。
 動物の動きや表情を毎日つぶさに観察して、初めて気付くこともあるという。
「大切なことは、動物に敢えてもらいました」
 昨年3月に定年退職した後、再任用で働いていた。
動物園での生活は、あと2カ月。
名残惜しさより、目の前の仕事が気にかかる。
「最後まで全力で」。
たたき上げの職人魂は、健在のままだ。
 31日はアフリカゾウ舎で午後2時から約1時間、トレーニングの様子をまじえて生態を解説する。
定員はすでにいっぱいで、参加申し込みは受け付けていない。

----------------------<引用ここまで>--------------------------------

|

« 「小鳥とリスの森」の展示が一時中止中 | トップページ | ジャガーのチャゲが死亡しました »

動物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。