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2017年3月23日 (木)

東山動植物園開園80周年

先日の中日新聞に、東山動物園が80周年を迎えることが載っていた。

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 2017年3月、名古屋市の東山動植物園が開園80周年を迎えた。
動植物の観察や研究といった役割も果たしながら、長年にわたり来園者を楽しませてきた同園。
80周年を記念して誕生した新施設や特別な催しについて紹介するとともに、時代にあわせて進化し続けてきた歴史も振り返ってみたい。

時代に合わせて進化しながら常に魅力ある施設を目指して

 緑豊かで広大な敷地内に約500種の動物と、約7000種の植物を飼育・展示する東山動植物園。
1937(昭和12)年の開園から80周年を迎えた今年、これにに合わせて公開される新施設や催しが用意されている。
 スマトラトラの獣舎を改装し、従来よりも動物を観察しやすくなった「ドキドキスマトラトラ」。
これまでは2m程度離れた檻にいるトラを見ていたが、檻の一部がガラス張りになり、ガラス越しにトラを間近で鮮明に見られる環境になった。

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ユキヒョウの獣舎から張り出して上部に増設した「ぴょんぴょんユキヒョウ」は、動物の生態にあわせたリニューアル。
高山地帯に生息するユキヒョウにはジャンプをしたり、上下に移動する習性があるため、その動きを観察しようという目的だ。

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 貴重な資料や展示を大切に受け継ぐという思いが感じられる取り組みも。
植物園では、江戸時代末期から明治時代にかけて日本の医学、植物学の基礎を築いたと言われる、伊藤圭介の遺品が公開される。
杉田玄白らが翻訳した『解体新書』の原書である『ターヘル・アナトミア』と、シーボルトから贈られたという顕微鏡は、特別に公開される大変貴重な資料だ。
動物園では、開園1周年を記念して建設された恐竜像がリニューアルされ、周辺も整備される。
 植物園もめぐり、楽しみながら学んでもらおうという狙いから、迷路やターザンロープも新設された。
迷路内に植物や東山の歴史に関するパネルを掲示したり、ターザンロープは桜や新緑がきれいな場所に設けたりといった工夫がされている。

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教育、娯楽、動物の研究・繁殖。多様な役割を担ってきた80年

 動物園の前身は鶴舞公園にある。
1937(昭和12)年に東山へと移され、動植物園が開園した。
〝東洋一の動物園〟とも謳われたが、太平洋戦争時には猛獣の射殺や空襲などにより被害は甚大に。
再開国後は、戦禍を生き延びたアジアゾウを中心に、戦後復興期の子どもたちに希望を与える大きな役割を担った。
 昭和40年代から動物園の役割は徐々に変化しはじめ、”見る”動物園から〝知る、学ぶ”動物園へ。
動物にとって快適な環境となる獣舎や、教育の場として活用できる施意の充実が図られるようになった。
 2010(平成22)年には東山動植物園再生プラン新基本計画が策定され、”人と自然をつなぐ懸け橋へ”を目標に新たな取り組みがスタート。
動物が本来生息する環境に近づけた施設を設けることで、動物のいきいきとした姿を観察できる行動展示が積極的に取り入れられている。
 時代の二-ズにあわせて変化しながらも、自然と人とをつなぐという役割を大切にしてきた東山動植物園。
その思いは様々な取り組みを通じて来園者に伝えられている。

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