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2017年3月28日 (火)

ゾウの「チー」にまた会えた

先日の中日新聞に、ゾウのチーが骨格標本になっていることが載っていた。

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 開園80周年を迎えた東山動植物園(名古屋市千種区)に18日、アフリカゾウの全身骨格標本が新たに登場した。
大きな骨の正体は、かつて園で飼育されていた雄の「チー」。
怪力ぶりを見せつけたり、人間に知恵比べを挑んだりと逸話が絶えなかった人気者が貴重な資料としてよみがえり、生前を知る飼育員は感慨に浸っている。

 「でっかい」。子どもたちが見上げながら、歓声を上げた。
視線の先にある標本は、高さ3.2m、全長4.5mもの大きさだ。
 南アフリカ生まれのチーは1983年に来園し、5トンの巨体で人気を集めた。
34歳だった2009年に心不全で死んだ後、園は「陸上最大の動物を間近で感じられる資料に」と計画を進め、5年がかりで標本にした。
絶滅危倶種で個体数が少ないため、全身標本は国内でも数えるほどしかないという。
 「驚くほど力が強くて賢い。楽しませてくれた相棒」。
晩年の10年間を担当した飼育員の鈴木哲哉さん(41)は、自分と同い年だったチーを懐かしむ。
 バキューム車が園内で下水を処理する音が大の苦手だった。
ある日、チーがゾウ舎近くを走るバキューム車を見つけると、運動場にあった長さ1mの丸太を鼻でつかみ、車へ投げ飛ばした。
よほど嫌だったのか、丸太は空高く飛び、車を越えて20m先の売店の屋根へ。
幸い休園日で人はいなかったが、鈴木さんは「車に当たったら大変な事故だった」と冷や汗をかいた。
一般的にゾウは訓練を通して飼育員の指示通りに動くようになる。
だが賢いチーは、鈴木さんが「前脚!」と声を掛けると、鈴木さんを試すかのようにわざと鼻を差し出すことも。
「同じ『雄同士』として命令されるばかりでなく、私より優位に立ちたかったのでは」。
鈴木さんは相棒の気持ちを察しつつ、負けじと従うまで指示を出した。
「立派な標本になって何より。生きた当時に思いをはせてもらえたら」と願う。
 標本製作は18日開幕した開園80周年記念事業(中日新聞社など主催)の目玉の一つ。
動物会館で常設展示する。

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