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2017年3月 7日 (火)

最大の両棲類、繁殖挑戦

先日の中日新聞に、東山動物園のオオサンショウウオが繁殖挑戦と載っていた。

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 オオサンショウウオは本州の岐阜県以西、特に中国地方に多く、四国、九州では一部の地域に生息する日本固有種で、特別天然記念物に指定されています。
体の大きさは全長151cmが最大記録で、チュウゴクオオサンショウウオとともに世界最大の両生類です。
 オオサンショウウオは3000万年前の化石と同じ形をしていることから、生きた化石と言われ、現存する3種は日本、中国、北米だけに生息しています。
このため、ヨーロッパでは18世紀初めに発見された化石が何かわからず、形が人に似ているところから、聖書に書かれているノアの大洪水で死んだ子供の化石と考えられました。
これから約100年後にシーボルトが日本から持ち帰ったオオサンショウウオで化石の正体が明らかになり、世界的にオオサンショウウオが紹介されました。
 愛知県では犬山市と瀬戸市の限局した川に生息していて、まれに庄内川で上流から降下してきたと思われる個体の発見例があります。
 名古屋市内には生息していませんが、2005年に堀川で目撃されてニュースになったことがありました。
その後行方不明となり1年後に見つかった死骸がおそらく同一個体と考えられました。
どうして堀川にいたのかは謎ですが、瀬戸市の個体が庄内川を経由して堀川へきたとか、誰かが放したのではないかなどと憶測されました。
江戸時代の猿候庵日記によると、1819(文政2)年に今の中川で捕まった個体が広小路で見せ物になったという記録がありますが、見せ物になるぐらいですから、当時も珍しかったようです。
 東山動物園では現在6頭のオオサンショウウオを飼育しています。
いずれも日本で唯一飼育下繁殖に成功している広島市安佐動物公園生まれです。
安佐動物公園では自然の山水を引いた屋外の飼育施設で繁殖に成功していますが、完全な閉鎖式循環水の飼育環境での繁殖例はありません。
そこで、自然動物鮨の屋内展示室には巣穴が作ってあり、冬の水温が5度以下にならないと、初秋の繁殖がうまくいかないので、クーラーを付けて、ここに5頭を入れています。
こうして初めての繁殖に取り組んでいるところなので、巣穴に入って見えない時もありますが、ご了解ください。
屋外にいる1頭は比較的見えますので、両生類最大の大きさを実感してみてください。
 橋川央(東山公園協会動物会館長)

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