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2017年11月の記事

2017年11月30日 (木)

母親気遣い 群れで子育て

先日の中日新聞に、チンパンジーの双子の赤ちゃんの記事が載っていた。

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171108zoo2  東山動植物園(千種区)は7日、10月21日に生まれた双子のチンパンジーを一般に初公開した。
群れのチンパンジーは30歳の母カズミに優しく接しており、飼育員は「子育て中の母親がリスペクトされているようだ」と目を細めて見守っている。
 公開初日は母カズミが2頭を片腕でしっかりと抱き、チンパンジー舎の屋外運動場に現れた。
木登り用の塔にゆっくり上ると、踊り場でおなかに2頭を乗せて、気持ちよさそうに日なたぼっこする姿を見せた。
 飼育員の近藤裕治さん(45)は「他のチンパンジーも双子の赤ちゃんに興味津々な様子」と解説する。
母親の機嫌を損ねないようカズミの毛づくろいした後に、赤ちゃんに優しく触れていくという。
やんちゃ盛りの6歳の雄リキもカズミの前でおもちゃの麻袋を操り回してしかられた後は、毛づくろいするなど接し方を覚えたようだ。
栄養価の高い固形の餌をカズミが多く拾うのも黙認するといいl「カズミを気遣っているようだ。
群れで子どもを守ろうとしている」と説明する。
 東山のチンパンジーは2009年から複数頭の雄も同居し、自然に近い群れで暮らす。
それまではやんちゃな若い雄が雌を傷つけることを恐れ、若い雄を別居させていた。
近藤さんは「みんなで双子を育てることにより、母親の負担軽減になる。群れの良さを発揮できる」と期待する。
 生まれた時に分からなかった双子の性別はいずれも雌と判明した。
カズミのストレス軽減のためにこれまで非公開にしていたが、順調に育っているため公開した。
双子の出産は国内9例目。
名前は今後決める。

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2017年11月20日 (月)

仲良し、ヤブイヌ姉妹

先日の中日新聞に、ヤブイヌの姉妹の記事が載っていた。

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 北園アメリカゾーンには、世界のメダカ館の隣にヤプイヌ舎があり、2匹のヤプイヌ姉妹が暮らしています。
2014年11月5日生まれで今月に3歳になります。
少し体が大きい方が「あんこ」、スリムな方が「きなこ」です。
 「キューー・キュー!」 「キュー!キュー!」と鳴き交わしながら、2匹が1列になって走る姿はとてもかわいらしく、きっとその魅力に引き付けられることと思います。
運動場では穴を掘ったりトンネルに入ったり引き返したり、プールに入って泳いだりと、起きている間はじっとしていることがありません。
 ヤプイヌは中南米に生息する最も原始的なイヌ科動物で、別名ブッシュドッグとも呼ばれ、野生では家族を中心とした10~12匹くらいの群れで暮らしています。
体毛は短くて色は茶褐色、尾と四脚は黒色をしています。
体長は60-75cm程度、体重は5-7kg、胴長短足で穴掘りに適した体形をし、指には水かきがあり泳ぎが得意です。
げっ歯類や鳥類を食べますが好物はアルマジロだそうです。
 仲良し姉妹は寝る時も遊ぶ時も一緒。
運動場にはブイやドラム缶など、遊び道具が置いてあります。
小型のヤプイヌにとっては体より大きいブイで遊ぶ時は、両側にある突起を2匹が口でくわえて動かします。
ブイをゴロンゴロンとあちこちに動かし、2匹の息がとても合っていることがわかります。
 また、メスのヤプイヌだけにあるとってもユニークな習性があります。
それは「逆立ちオシッコ」です。
オスは普通に片足をあげてしますが、メスは木に背中を向けて突然逆立ちをしてオシッコをひっかけます。
縄張りを示すために、少しでも高い所にマーキングをするためと言われています。
 ヤプイヌが木に向かった時は、逆立ちオシッコが見られる絶好のチャンスかもしれませんので、タイミングを逃さず見てくださいね。
仲良しヤプイヌ姉妹、あんこときなこの魅力をたっぷり堪能してください。
 岩滝貴子(東山公園協会職員)

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2017年11月10日 (金)

魔よけの力 鮮やかな赤

先日の中日新聞に、ポインセチアの記事が載っていた。

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 今年も残すところあと2ヶ月となり、年の瀬が迫ってきました。
この季節の街のいたるところに飾られ風物詩ともいえる植物が、クリスマスフラワーとも呼ばれる「ポインセチア」です。
 鮮やかな赤(苞葉)と緑のクリスマスカラーが、花の少ない時期にお祝いをするかのように彩りを添えます。
さらに赤に魔よけの力があるともいわれ、この季節の装飾用として広く栽培されるようになりました。
 原産地はメキシコで、人の背丈以上にもなることがある常緑低木です。
名前の由来はアメリカの初代メキシコ大使のジョエル・ロバーツ・ボインセットが1825年に発見し、アメリカに紹介、普及したことにちなんでいます。
 現地では、赤い苞葉を古くから神聖視しており、西洋のキリスト教が伝来する前から、メキシコインディオが純潔の象徴として、赤紫色の染料をとっていたといわれています。
また、枝や葉を折ったりすると、白色の乳液が浸出してきますが、この仲間(ユーホルピア属)の植物に見られ、西洋では「オオカミの乳」と言って有毒で取り扱いに注意していました。
 最近では、赤に色づくもののほか、桃色、乳白色、白色、斑入りなど品種改良が進んでいます。
植物園では、名古屋市とメキシコ市との友好姉妹都市締結40周年を記念して、メキシコを含む中南米の変化に富む現地の多様な植物の紹介を行っています。
また、緑の中の彫刻展ではポインセチアなどの植物も展示します。
皆さまのご来園をお待ちしています。
 藤井辰則(東山植物園・園長)

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